2015年5月29日金曜日

洛南への道

「洛南に行きたい。」と思い始めたのは五年生のとき。馬渕から説明会に行ったとき「校風が自分に合うし、洛南で勉強したい!!」と思いました。オープンキャンパスや運動会にも行き、パンフレットは何度も読みました。でも偏差値が高く「無理だろうな…」と思っていました。
六年生になり洛女特訓が始まってからはもっと「合格したい」という思いが強くなりました。まわりにはいつも成績上位の人が何人もいてあせりもあったけど今、目の前の課題を確実にやれば大丈夫と信じて頑張りました。
授業はしっかり聞き、解けた問題も解説を聞き、なるべくノートをとりました。違う考え方で解けたり、もっと速く解けたりする問題もあり役立ちました。
宿題は速く正確に解き、答え合わせをするときも、答えをしっかり見ました。

洛南は速く解いていかないと大変なのでこれも役立ったと思います。また、解説が載っている場合はチェックするようにしました。
自主勉強はテストの直し(特に洛南)を中心にやっていきました。間違った問題、苦戦してやっと解けた問題の直しをしました。三日以上続けて同じ問題を解きました。すらすら解けるようになっても三日間は絶対に続けるようにしました。これは問題のパターンや解き方を確実におさえるのに役立ちました。特に算数は、一度難問の解き方を覚えると次に違う問題でそれを意識したり、実際に使ってみることができます。

特訓では四条烏丸校に通いました。往復で、三時間以上かかるので、電車の中の時間も有効に使いました。宿題(計算・直テキ・総問)や自主勉強(テスト直し・赤本・暗記)をしました。狭くてやりにくかったり他の人の目が気になったりしたこともありましたが、できる限りやりました。ずっとやっていると嫌になるので気分転換に本を読んだりもしました。とにかく、短い時間を大切にしないといけないと思います。
そして試験の日。「もうこれは不合格だ。」と何度も思いました。でも今までやってきたから自分の力を出し切りたかったし、後悔するのは嫌だから最後まで諦めずに解いていきました。どの教科も「大丈夫だ。」とは思えませんでした。だから合格発表の日、自分の番号を見つけたときは信じられなかったし、嬉しくて涙が出てきました。「自分が今までコツコツと積み重ねた努力が実ったんだな」と感じました。
私は春から洛南に通います。これからも苦しいことがたくさんあると思います。だけど洛南の試験のときのように最後まで諦めないで頑張ろうと思います。これから厳しい受験を迎えるみなさんも、それぞれの志望校を目指して頑張って下さい。
最後に、私を洛南へ導いて下さった堺東校・洛女特訓・お世話になったすべての先生方に感謝いたします。